====== FreeNAS + HP Microserver ======
HP ProLiant MicroServerでNASを作ってみます。\\
OSはzfsがかわいいのでFreeBSDと思ったのですが、NAS用途なので楽するためにFreeNASにしてみます。\\
===== 基本方針 =====
* 5インチベイにもHDDをいれて5台構成
* 内部のSATAポートはIDEモードらしいので、SATAボードを増設する
* HackedBIOSで5inchベイ用の内部ポート使用
* FilesystemはZFSのRaidZ((現行のN54LならRaidZ2も行けそうか?->RaidZ2は荷が重そう))
* メモリは4G*2の8GByte((N40Lを積んだモデル以降は16GB認識する))
* OSはUSBメモリにFreeNASをいれて駆動
===== ハードウェア =====
^HP Microserver^^
^CPU|AMD Turion™ II NEO N54Lプロセッサー(2.2GHz、25W、2MB)×1((2014/05/01最新版に変更しました))|
^キャッシュ|1MB L2×2|
^メモリ|PC3-10600E DDR3 UnBufferd ECC 最大8GB(4G*2)((N40Lを積んだモデル以降は16GB認識する)) |
^ |と言うことになっているけど普通のDDR3が使える|
^スロット|PCI-e x16、x1|
と言うわけで、メモリ交換とSATAボード増設を行う。\\
マザーボードはフロントパネルを開けて、手前のねじ2本を緩めると引き出せます。\\
堅いのでドライバーを使いたいのですがトルクス((星形のやつです))になっているので、フロントパネル内側の付属のものを使用します。\\
SATAボードはAsRockの安いやつを買いました。と思ったらハーフハイトのベゼルがついていません。\\
………フルハイトのベゼルを外してそのまま挿してOKと言うことにします。((よい子はマネをしないようにしよう!))\\
あと普通のSATAケーブルだとケースと干渉したのでL字型のやつを使いました。\\
結局HackedBIOS入れちゃった
===== 設定 =====
[Advanced] → [IDE Configuration] Write CacheをOn\\
SATA Combined mode OFF((chipsetの項目にあるので、探すのに一苦労した…))
zfs設定時にAFT用に4K設定をした記憶がある…
===== FreeNAS =====
FreeNASはSourceForgeからDownloadして、DD for WindowsでUSBに入れました。
===== Tune CIFS =====
一部のマシンでむちゃくちゃ遅い…\\
で設定をちょいといじる
Large RW サポート ON
DOSファイル属性のサポート OFF
補助パラメータ max protocol = SMB2
AIOの有効化 ON
===== リポート対象のディスクを増やす =====
zfsデータセットを増やしてもグラフは増えない。\\
/etc/local/collectd.confに設定を書き込む。
Mountpoint "/mnt/tank"
Mountpoint "/mnt/tank/hogehoge"
IgnoreSelected false
しばらくすると /var/db/graphs 配下にグラフデータが生成されて、GUIから見えるはず。
===== Link =====
[[http://takamoritarou.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20111101|FreeNASで40人規模のファイルサーバを作ったメモ]]
[[http://takamoritarou.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20111015|FreeNAS 8.0.1 で、ユーザが専用の個人フォルダと共有のフォルダを持てるようにパーミッションを設定する方法]]
[[http://siguniang.wordpress.com/2011/09/22/install-freenas-8-0-1/|Install FreeNAS 8.0.1]]
[[http://tech.tumblr.suisui.jp/post/15377498996/freenas-8-2-etc-local-collectd-conf|FreeNAS 8.2 で監視ドライブを増やす]]