POP3、IMAP4にはCourier-imapを使っています。
認証はLDAPを使用しています。
# portsinstall mail/courier-imap [X] AUTH-LDAP ON
IMAP4の同一IPからの最大同時接続数がデフォルトだと4になっている。ちと少ないので10くらいまで増やす。
# vi /usr/local/etc/courier-imap/imapd MAXPERIP=4 ↓ MAXPERIP=10 # /usr/local/etc/rc.d/courier-imap-imapd restart
/usr/local/etc/authlib/authdaemonrcを以下の様に変更する。
authmodulelist="authldap”
/usr/local/etc/authlib/authldaprcに以下の設定をする。
LDAP_URI ldap://ldapサーバアドレス/ LDAP_BASEDN ou=xxxx,dc=yyyy,dc=zzz LDAP_BINDDN cn=管理者,dc=yyyy,dc=zzz LDAP_BINDPW パスワード LDAP_HOMEDIR mail LDAP_MAILROOT /home/仮想メールボックスユーザ LDAP_MAILDIR ./Maildir LDAP_CRYPTPW userPassword LDAP_GLOB_UID nnn LDAP_GLOB_GID nnn LDAP_DEREF searching
option | memo |
---|---|
LDAP_URI | LDAPサーバ |
LDAP_BASEDN | 検索のベースDN |
LDAP_BINDDN | 管理者のDN |
LDAP_BINDPW | 管理者パスワード |
LDAP_HOMEDIR | LDAPの検索結果として返す属性名:ユーザのメール保存ディレクトリ(ホームディレクトリ) |
LDAP_MAILROOT | LDAP_HOMEDIRが絶対パスでなかった場合には、ここで設定したディレクトリからの相対パスとして扱います(ホームディレクトリのベースディレクトリ) |
LDAP_MAILDIR | ユーザーのMaildirの値を返す属性を指定します。設定されていない場合には ./Maildir が使用されます |
LDAP_CRYPTPW | パスワードの設定されている属性名:平分パスワードの場合にはLDAP_CLEARPWを使う |
LDAP_UID | uidの設定されている属性名 |
LDAP_GID | gidの設定されている属性名 |
LDAP_GLOB_UID | LDAPサーバからuidが取得できなかった場合に使用される |
LDAP_GLOB_GID | LDAPサーバからgidが取得できなかった場合に使用される |
LDAP_DEREF | aliasを使用する場合にはここをsearchにする |