os:freebsd:tips:newsyslog
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===== 設定ファイル ===== | ===== 設定ファイル ===== | ||
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+ | |||
+ | ===== 書式 ===== | ||
+ | 以下の書式でログローテーションのルールを記述 | ||
+ | logfilename [owner: | ||
^パラメータ^説明^ | ^パラメータ^説明^ | ||
- | |logfilename|ローテーション対象のログファイルパス*などのワイルドカードも使用可能です| | + | |logfilename|ローテーション対象のログファイルパス| |
- | |[owner: | + | | ::: |*などのワイルドカードも使用可能| |
- | |mode|ファイルのパーミッションを8進数で指定します| | + | |[owner: |
- | |count|保存するバックアップログの世代数です| | + | |mode|ファイルのパーミッションを8進数で指定| |
- | |size|ファイルサイズがこの値(キロバイト単位)に達した際にローテーションを実行します*を指定するとサイズでの判定は無効になります| | + | |count|保存するバックアップログの世代数| |
- | |when|ローテーションを実行するタイミングを指定します$D< | + | |size|ファイルサイズがこの値(キロバイト単位)に達した際にローテーションを実行| |
+ | | ::: |*を指定するとサイズでの判定は無効| | ||
+ | |when|ローテーションを実行するタイミングを指定| | ||
+ | | ::: |$D< | ||
|flags|動作を制御するオプションです| | |flags|動作を制御するオプションです| | ||
| ::: |- B: ログファイルにローテーションメッセージを残しません| | | ::: |- B: ログファイルにローテーションメッセージを残しません| | ||
行 16: | 行 23: | ||
| ::: |- X: xzで圧縮します| | | ::: |- X: xzで圧縮します| | ||
| ::: |- Z: gzipで圧縮します| | | ::: |- Z: gzipで圧縮します| | ||
- | |[/ | + | |[/ |
- | |[sig_num]|ログファイルを再オープンさせるために送信するシグナル番号ですnginxはUSR1シグナルでログファイルを再オープンするため、シグナル番号として30(SIGUSR1)を指定します| | + | | ::: |nginxの場合は/ |
+ | |[sig_num]|ログファイルを再オープンさせるために送信するシグナル番号| | ||
+ | | ::: |nginxはUSR1シグナルでログファイルを再オープンするため、シグナル番号として30(SIGUSR1)を指定| | ||
- | ===== Nginxの例 | + | ==== Nginxの例 ==== |
<file / | <file / | ||
行 25: | 行 34: | ||
/ | / | ||
</ | </ | ||
+ | |||
+ | ===== 設定の確認 ===== | ||
+ | |||
+ | |||
+ | 以下のコマンドで、構文が正しいか、また次にローテーションが実行される予定日時を確認できる | ||
+ | |||
+ | # newsyslog -nv | ||
+ | |||
+ | このコマンドは実際にはローテーションを実行せず、シミュレーション結果のみを表示 | ||
+ | 設定ファイルはcronにより自動で読み込まれるため、手動での**サービス再起動は不要** |
os/freebsd/tips/newsyslog.1751334833.txt.gz · 最終更新: by hayashi