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serverapps:nmap

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serverapps:nmap [2024/07/28 06:19] hayashiserverapps:nmap [2024/07/28 06:24] (現在) – [Options] hayashi
行 101: 行 101:
   --script-help=<Luaスクリプト>: スクリプトのヘルプを表示   --script-help=<Luaスクリプト>: スクリプトのヘルプを表示
         <Luaスクリプト>はカンマ区切りのスクリプトファイルまたはスクリプトカテゴリ         <Luaスクリプト>はカンマ区切りのスクリプトファイルまたはスクリプトカテゴリ
 +
 +OSの検出:
 +  -O: OSの検出を有効化
 +  --osscan-limit: OSの検出を有望なターゲットに制限
 +  --osscan-guess: OSの推定をより積極的に行う
 +
 +タイミングと性能:
 +  <時間>オプションは秒単位で、'ms'(ミリ秒)、's'(秒)、'm'(分)、'h'(時間)を付けることもできます(例: 30m)。
 +  -T<0-5>: タイミングテンプレートを設定(数値が大きいほど高速)
 +  --min-hostgroup/max-hostgroup <サイズ>: 並列ホストスキャングループのサイズ
 +  --min-parallelism/max-parallelism <プローブ数>: プローブの並列化
 +  --min-rtt-timeout/max-rtt-timeout/initial-rtt-timeout <時間>: プローブの往復時間を指定
 +  --max-retries <試行回数>: ポートスキャンプローブの再送信上限
 +  --host-timeout <時間>: 指定時間経過後にターゲットを諦める
 +  --scan-delay/--max-scan-delay <時間>: プローブ間の遅延を調整
 +  --min-rate <数値>: 1秒あたりの最小パケット送信数
 +  --max-rate <数値>: 1秒あたりの最大パケット送信数
 +
 +ファイアウォール/IDSの回避となりすまし:
 +  -f; --mtu <値>: パケットを断片化(オプションで指定したMTUで)
 +  -D <デコイ1,デコイ2[,ME],...>: デコイを使ってスキャンを隠蔽
 +  -S <IPアドレス>: 送信元アドレスを詐称
 +  -e <インターフェース>: 指定したインターフェースを使用
 +  -g/--source-port <ポート番号>: 指定したポート番号を使用
 +  --proxies <URL1,[URL2],...>: HTTP/SOCKS4プロキシを経由して接続
 +  --data <16進数文字列>: 送信パケットにカスタムペイロードを追加
 +  --data-string <文字列>: 送信パケットにカスタムASCII文字列を追加
 +  --data-length <数値>: 送信パケットにランダムデータを追加
 +  --ip-options <オプション>: 指定したIPオプションを含むパケットを送信
 +  --ttl <値>: IPのTTL(Time-To-Live)フィールドを設定
 +  --spoof-mac <MACアドレス/プレフィックス/ベンダ名>: MACアドレスを詐称
 +  --badsum: 不正なTCP/UDP/SCTPチェックサムのパケットを送信
 +
 +出力:
 +  -oN/-oX/-oS/-oG <ファイル>: それぞれ通常形式、XML形式、s|<rIpt kIddi3形式、Grepable形式でスキャン結果を指定のファイルに出力
 +  -oA <ベース名>: 主要3形式を一度に出力
 +  -v: 詳細レベルを上げる(-vvなどでさらに上げられる)
 +  -d: デバッグレベルを上げる(-ddなどでさらに上げられる)
 +  --reason: ポートの状態になった理由を表示
 +  --open: 開いている(または開いている可能性がある)ポートのみ表示
 +  --packet-trace: 送受信したすべてのパケットを表示
 +  --iflist: ホストのインターフェースとルーティングを表示(デバッグ用)
 +  --append-output: 指定したファイルに追記する(上書きはしない)
 +  --resume <ファイル名>: 中断したスキャンを再開
 +  --noninteractive: キーボードによる実行時の対話を無効化
 +  --stylesheet <パス/URL>: XMLの出力をHTMLに変換するXSLスタイルシート
 +  --webxml: Nmap.Orgのスタイルシートを参照してポータブルなXMLを出力
 +  --no-stylesheet: XMLに対するXSLスタイルシートの関連付けを防ぐ
 +
 +その他:
 +  -6: IPv6スキャンを有効化
 +  -A: OSの検出、バージョンの検出、スクリプトスキャン、tracerouteを有効化
 +  --datadir <ディレクトリ名>: カスタムのNmapデータファイルの場所を指定
 +  --send-eth/--send-ip: 生のイーサネットフレームまたはIPパケットを使って送信
 +  --privileged: ユーザが完全な特権を持っていると仮定
 +  --unprivileged: ユーザがraw socketの特権を持っていないと仮定
 +  -V: バージョン番号を表示
 +  -h: このヘルプサマリーページを表示
 +例:
 +  nmap -v -A scanme.nmap.org
 +  nmap -v -sn 192.168.0.0/16 10.0.0.0/8
 +  nmap -v -iR 10000 -Pn -p 80
 +
 +詳しくはマニュアルページ(https://nmap.org/book/man.html)を参照 
 +
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serverapps/nmap.1722147549.txt.gz · 最終更新: 2024/07/28 06:19 by hayashi