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os:xenserver:vdiisnotavailable

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os:xenserver:vdiisnotavailable [2017/06/17 07:23] – 作成 hayashios:xenserver:vdiisnotavailable [2017/06/18 02:11] (現在) – [VDIの特定] hayashi
行 1: 行 1:
 +====== VDI is not available ======
 +
 +The VDI is not available. というエラーメッセージが XenCenter の Logs タブに出現した時
 +
 +
 +===== 原因 =====
 +
 +当該VMに紐付いたディスクイメージ(Xen的にはvdi)が見つからない状態である。
 +
 +===== VDIの特定 =====
 +
 +  * xe vbd-list vm-name-label=VM_NAMEコマンドを実行してvbdを特定する。
 +    * 通常、各VMにはDVD-ROMドライブとHDDドライブのふたつのvbdがattachされている。
 +    * 上のコマンドの実行結果にもふたつのvbdが表示される。
 +    * ただし、DVD側はイメージがマウントされていなければ以下のようになる
 +      * vdi-uuid ( RO): <not in database>
 +      * empty ( RO): true
 +    * HDDのvbdにはvdiのuuidがある
 +      * vdi-uuid ( RO): 7777aabb-99bb-dddd-88cc-1234567abcde
 +    * xe vdi-list uuid=VDIUUIDを実行して、sr-uuidを確認する
 +      * xe vdi-list name-label=Diskの名前で検索できる
 +    * xe vdi-forget uuid=VDIUUIDコマンドを実行して当該VDIを一旦XenServerのデータベースから消す
 +      * 消す前後に xe vdi-list uuid=VDIUUIDによって状況を表示するとデータベース上に存在していたvdiが消されたことがわかる。
 +    * SRのデータベースに再登録させるためにxe sr-scan uuid=SRUUIDコマンドを実行する
 +    * XenCenterの当該SRのStorageタブに無名のvdiが出現するので、Property設定から名称などを指定する。
 +    * XenCenterの当該VMのStorageタブでこのvdiを指定して当該VMがbootするディスクイメージとする。
 +
 +これでbootすれば復活できる場合がある。\\
 +bootするまでに多少の時間が必要なことがある。また、起動しない場合に更にxe-toolstack-restartを実行する必要がある場合もある。
 +
 +===== 参考 =====
 +