os:xenserver:vdiisnotavailable
VDI is not available
The VDI is not available. というエラーメッセージが XenCenter の Logs タブに出現した時
原因
当該VMに紐付いたディスクイメージ(Xen的にはvdi)が見つからない状態である。
VDIの特定
- xe vbd-list vm-name-label=VM_NAMEコマンドを実行してvbdを特定する。
- 通常、各VMにはDVD-ROMドライブとHDDドライブのふたつのvbdがattachされている。
- 上のコマンドの実行結果にもふたつのvbdが表示される。
- ただし、DVD側はイメージがマウントされていなければ以下のようになる
- vdi-uuid ( RO): <not in database>
- empty ( RO): true
- HDDのvbdにはvdiのuuidがある
- vdi-uuid ( RO): 7777aabb-99bb-dddd-88cc-1234567abcde
- xe vdi-list uuid=VDIUUIDを実行して、sr-uuidを確認する
- xe vdi-list name-label=Diskの名前で検索できる
- xe vdi-forget uuid=VDIUUIDコマンドを実行して当該VDIを一旦XenServerのデータベースから消す
- 消す前後に xe vdi-list uuid=VDIUUIDによって状況を表示するとデータベース上に存在していたvdiが消されたことがわかる。
- SRのデータベースに再登録させるためにxe sr-scan uuid=SRUUIDコマンドを実行する
- XenCenterの当該SRのStorageタブに無名のvdiが出現するので、Property設定から名称などを指定する。
- XenCenterの当該VMのStorageタブでこのvdiを指定して当該VMがbootするディスクイメージとする。
これでbootすれば復活できる場合がある。
bootするまでに多少の時間が必要なことがある。また、起動しない場合に更にxe-toolstack-restartを実行する必要がある場合もある。
参考
os/xenserver/vdiisnotavailable.txt · 最終更新: 2017/06/18 02:11 by hayashi