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serverapps:zfs:tips

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serverapps:zfs:tips [2017/04/14 05:21] – 外部編集 127.0.0.1serverapps:zfs:tips [2021/11/12 10:42] – [HDD追加] hayashi
行 1: 行 1:
 +====== tips ======
 +
 +===== HDD追加 =====
 +
 +HDD確認
 +  # dmesg|grep ada
 +追加
 +  # zpool create backup /dev/ada2
 +  # zpool create pool名 raidz /dev/adaxx /dev/adaxx /dev/adaxx
 +
 +===== 高速化 =====
 +
 +  zfs set atime=off <プール名>
 +
 +ファイルアクセス時間の記録を止める\\
 +ONだと読んだだけでスナップショットの容量が増えてしまいます。\\
 +性能もバンバン落ちるそうです。
 +
 +atimeが使えなくなるが普通のファイル置き場では困らないはず。\\
 +メールスプール等には使用しないこと((Dovecotなど、noatmieに対応してる場合は大丈夫です))
 +
 +値の確認は
 +
 +  zfs get atime
 +  
 +===== Dedup禁止!! =====
 +
 +ZFSにはdedupという重複排除機能があります。\\
 +ブロック単位でハッシュをとって同じ内容のブロックか、判断してくれます。\\
 +なので、1bitだけ違う1GBのファイルが2つあった場合、消費されるディスクは1GBと128KBだけです。\\
 +なんて素晴らしい。夢のような機能です。
 +
 +が、が、が、
 +
 +ブロック単位でハッシュをとると言いました。\\
 +何処に? メモリです。\\
 +どれくらい? 1ブロックにつき320Bytes
 +
 +では、3TBのディスクで計算してみます。\\
 +zfsのブロックサイズは512B~128KBで可変なので、ザックリ64Kで計算して見ます。
 +
 +  3TB=1024 * 1024 * 1024 * 3 = 3,221,225,472KB
 +  3,221,225,472KB/64KB = 50,331,648Blocks
 +  50,331,648 * 320Bytes = 16,106,127,360 = 約15GBytes
 +
 +はい、終了。
 +
 +と言うわけで、あり得ないくらい大量のメモリが必要になります。\\
 +ディスク容量が小さければ動くかもしれませんが、そもそもzfsを使う意味がない…
 +
 +その上とどめです。設定したら戻せません((データを書き直さないと元にもどりません))。キリッ
 +
 +===== 後からzfsをOnにする =====
 +
 +<file config /boot/loader.conf>
 +zfs_load="YES"
 +</file>
 +↑不要になった模様((2020.10.13 12.1-RELEASE-p9 で確認))
 +
 +<file config /etc/rc.conf>
 +zfs_enable="YES"
 +</file>
 +
 +  # service zfs start
 +===== Link =====
 +
 +[[https://qiita.com/ryuinada/items/36535a0e7f1846d89fb6|ZFSのRAIDZの修復とついでに拡張する]]
 +
 +[[https://people.allbsd.org/~hrs/FreeBSD/sato-FBSD20121207.pdf|zfsの活用とチューニング]]
 +
 +
  
serverapps/zfs/tips.txt · 最終更新: 2023/08/07 11:17 by hayashi